生理痛と減退出血とピルについて

ピルによる減退出血と生理は、どちらも子宮内膜が剥がれ落ちて出血するという点は変わらないのですが、これらは全く異なる仕組みで起きるものです。まず生理というのは、自然のホルモンの変化で排卵が起こり、受精卵が精子が出会わなかった場合に起こるものであり、結果として不要となった子宮内膜が剥がれ落ちることになります。ピルの服用中に起こる出血の場合、ピルの働きで排卵が起こらないようになっているため、生理とは別のものだと分かるでしょう。ちなみに、ピルを飲み始めるタイミングにより、排卵を抑えるのに必要となる期間が変わってくることに注意が必要です。排卵が起きてないのに何で出血するのかと疑問に感じるかもしれません。それはピルを服用することで血中のホルモン濃度が上がるためなのですが、21日間飲み続けると今度はホルモン濃度が低下します。そうすると子宮内膜が剥がれ落ちることになるため、生理と同じように出血が起きるのです。減退出血に至るまでは人によって違うのですが、次の生理日までに出血が起きる場合がほとんどです。1週間後に起きる人もいますし、3週間後にようやく起きることもあるなど、減退出血の起こるタイミングは人によってさまざまなです。ちなみに、もし仮次の生理予定日までに減退出血が確認できないという場合、産婦人科を受診すると良いでしょう。ちなみに、ピルには避妊効果があるだけでなく、生理の出血量を減らしたり生理痛を軽減したりする効果もあります。そのため生理痛で悩んでいる場合、この薬を服用してみると良いでしょう。ピルといっても3つの種類のものがありますが、病院に行けば生理痛の状態に合わせて最適なものを処方してもらうことができます。